【体験談】アイルランド語学留学をおすすめする5つの理由

アイルランド留学

皆さんこんにちは。

2023年アイルランドに語学留学として8ヶ月滞在し、12月に日本に帰ってきました。ただいま〜!

アイルランド、と聞くと「寒そう」と似た名前のアイスランドやフィンランドと間違われたり、「どこ?」と聞かれたり、国旗だけでインドと間違えられたり、あまり日本人には馴染みのないお国。ひとりのアイルランド好きとしてはこの知名度の低さをそのまま見過ごす訳にはいかないわけです。

、というわけで今回は筆者の経験をもとに、アイルランドで英語を学習するメリットと魅力についてお伝えしていきます。

学生ビザでも就労が可能

まずこれがなかったらアイルランドへの留学は諦めていたと思う。(笑)

アイルランドでは学生ビザでも国から週に20時間の就労が認められています。これは留学可能国でもかなり珍しい。(ただし語学学校へ25週間以上の通学が必須なので注意)。そしてその25週間のコースを取ると2ヶ月のホリデー期間が与えられ、最大8ヶ月間の滞在が可能です。さらに現地で最大3回の延長もでき、8ヶ月*3のトータルで2年間の滞在が認められています。

実際に学校に通ってみて、25週間以上のフルコースで通ってる人が断然多く、むしろ延長して1年以上滞在している人が多かった印象です。逆にヨーロッパから来ている人たちはホリデー感覚で来ている人が多く、大半は2、3ヶ月ほどで帰国していました。

英語生活にどっぷり浸かれる

その理由はこれです。

  • 日本人が少ない
  • 遊ぶ場所が公園とパブだけ

アイルランドでは日本人、比較的レアな存在です。道端でなかなか出会う機会がないため、嫌でも生きていくために英語を話さないといけない環境になります。実際ホームステイ先、クラスメイト、アイリッシュ、さまざまな人から「初めて会う日本人だ!!」と珍しがられたので、日本人の代表みたいな感じになっていました。(笑)

アイルランドは遊ぶ場所、集まる場所が公園とパブくらいしか主要な場所がなく娯楽も少ないです。だからこそ英語の学習に集中でき、人見知りの人でも「パブに行く友達を探したいな」と自然に出会いを求め、最終的に充実した留学ライフが送れるようになりますよ。(ただ、都会育ちの人だとアイルランドの小ささにすぐ飽きちゃう可能性もあり・・)

英語を集中して学びたい、多国籍な人たちと出会いたい、観光よりもローカルの生活を楽しみたい、という人にはとてもおすすめです。

人がフレンドリーで礼儀正しい

アイルランド人、めっっちゃフレンドリーです。よく喋ります。アイリッシュの特有早口アクセントで。

しかも筆者が住んでいたアイルランド第二の都市Corkは、ヨーロッパで2番目にフレンドリーな街にランクインされたそうです

まずアイルランドに到着してびっくりしたのが、バスを降りるときに乗客が運転手に「Thank you」とお礼を言っていたことです。柄の悪そうな大人でもやんちゃな子供でも。これはアイルランド特有のマナーだそう。他にも、何でもかんでも「Lovely」と言ったり目を合わせるとニコッと挨拶したり、全体的にフレンドリーで礼儀正しい人が多かったです。

ちなみに、アイリッシュは「sorry」を多用します。人とぶつかったらsorry、ぶつかりそうになってもsorry、店員に話しかける時もsorry。ダブリン空港行きの飛行機でおりるとき、アイリッシュ同士先に道を譲るためにsorryをいい合っていたのがちょっと面白い光景でした。

Una
Una

その礼儀正しさはちょっと日本人に似てるかも?

治安がいい

ヨーロッパと聞くとスリやら窃盗やら、何かと危険なイメージがありますが、実はアイルランドは比較的治安が良いです。

2024年の世界の安全な国ランキングでは、日本より上位の3位にランクインされています。

Global Peace index より引用

筆者が住んでいたCorkは本当に治安が良く、日本といるときとあまり変わらない危機感で過ごせました。ただ、夜間のひとり歩きはどの国も危険です。筆者も夜中、タクシー代をケチり歩いて家に帰っている途中、酔っ払いの怪しい人に話しかけられてその後は怖くて走って帰った記憶があります。(泣)あと夜の酔っ払いティーネイジャー(10代の若者)たちには注意ですね。そんなところで喧嘩する?って場所で喧嘩したりもしています。

首都ダブリンでは2023年11年に殺人事件をめぐっての大規模な暴動があったり、スリの被害数も増えたりと治安面での不安もありますが、やはり他の国の首都と比べても治安は比較的いいほうです。首都でもこぢんまりしていて、人がごった返していないところも個人的には魅力です。

レベル違いの経験ができる

ここで一旦ぶった斬りますが、アイルランドに留学するのは意外としっかり難易度が高いです。笑

  • 物価が高い
  • アイリッシュアクセントがラスボス級に難しい
  • 仕事探しが大変
  • 家探しはもっと大変

キラキラした留学生活とはちょっと違い、泥沼な道を通りながらなんとか生きていく、というような感じです。(笑)ただその難しさのおかげで英語力、気力と生命力がアップした、と帰国した今つよく感じています。家探しをひたすら頑張っていたときは「今、生きているな」と強く実感しながら生活していました。

このアイルランド留学を一旦経験しちゃえば、もうなんだって乗り越えられる!という自信も湧いてきます。

ヨーロッパを格安で旅行できる

アイルランドに来る留学生はほぼこれ目的なんじゃないかと思うくらいに大きなメリットである、ヨーロッパ格安旅行。アイルランドには庶民の味方の格安航空会社ライアンエアーがあるので、近隣のイングランドのロンドン、スコットランドのエディンブラは安い時で片道15€(約2500円)くらいで飛べちゃいます。ちなみに筆者は、いつでも行けるだろうとタイミングを逃しに逃しまくってどちらも行っていません・・

ロンドンだけじゃなく、ヨーロッパどこにいくにしても安く旅行できます。特に同じEU加盟国だとユーロ通貨のまま旅行できるので楽で簡単に、そして刺激的に旅行を満喫できます。

[おまけ] 音楽とギネスビール好きなら天国かも

先ほどアイルランドには公園とパブしかないと悪口っぽいことを言ってしまったのですが、アイルランドのパブは雰囲気が良く活気があって本当に楽しいです。

筆者が渡航前、雰囲気を味わいたくて観ていた動画↓

帰国後改めて観直すと、ほぼ見たことある/行ったことある場所で笑いました。そう、アイルランドって本当に小ぢんまりしているんですよね。さようなら、元気でね!と言い合った人でもまたすぐに何回か遭遇したり、道端でこの人どこかで見たことあるなと思ったらよく行くスーパーの店員だったり(笑)

アイリッシュ音楽とギネスビールに囲まれながら友達と大声で話すあのユニークな空間が、日本にいる今、とても恋しく思ったりします。

[結論] 語学留学なら是非ともアイルランドへ

アイルランドはエメラルドの島と呼ばれるほど自然が緑!!という感じで人々も優しく、見知らぬ人ともビール片手に会話できる環境が揃っているので英語を学習する、沢山の人に出会う、自分を高めるにはもってこいな場所です。

この記事を見てくれた方、最低でもアイスランド、フィンランドではなく”アイルランド”と言う国を覚えて帰ってくれたら嬉しいです。

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